「午前十時の映画祭」という企画、4月から9回目を開催するようです。
名作を観たことがある人、ない人、両者にとって、この企画は素晴らしいと思います。
TOHOシネマズ、ユナイテッドシネマ、イオンシネマ、MOVIXなどで上映。
近くのシネコンでも「午前十時の映画祭」をやっていますが、いつも残念に感じていることがあります。。
それは、例えば、10スクリーンあるうちの一番小さなスクリーンで、この企画を開催していることなのです。鑑賞料金も¥1,100だし、リバイバルということでしょうがないのかもしれませんが、観客の立場からすると、観に行く気持ちが萎えてしまうのです。観に行かない理由になってしまうのです。
シネコン側の、しょうがなく開催している姿勢を想像してしまうから…
昨今は、一般家庭でも40インチのTVで映画鑑賞ができるようになりました。大きな画面が昔より身近になっているのです。
だから、昔の作品をもう一度スクリーンで観れるだけではなく、大スクリーンという付加価値が欲しいのです。
大スクリーンでもう一度観れる!と感じさせてほしい。
簡単にレンタルできる作品を、映画館へ観に行く大きな理由がこちらは欲しいのです。
せめて、中くらいのスクリーンで上映してもらえないでしょうか?
「タイタニック」「トップガン」「E.T.」がそういう扱いだったら非常に寂しいと心配します。大きなスクリーンのイメージが特に強い作品だから。
「七人の侍」も、黒澤明監督の作品だったら画面、構図を大スクリーンで鑑賞したいと思う方は少なくないはずです。
そして、「やはり映画は、映画館で観なければダメだな」と心底思いたい(常に思っていますが)
※午前十時と言わず、十四時くらいからの午後のロードショー(テレビ東京)のような時間帯も希望します。